さとこのブログ〜乳がん患者の家族が考えていること〜

乳がん(アポクリンがん)患者の家族として思ったことを、気が向いたらつらつらと
(^O^)

手術当日②

職場近くの木々です。色づいて綺麗ですね。



私は母の部屋で手術の終わりを待つことにしました。がん関連の本と、大好きな笹野高史さんの『待機晩成』という本を持って行ったのですが、とてもがんの本を読む気になれず、笹野さんに励まして頂くことにしました。私は笹野さんの『味のある声』と『優しい目』が好きです。今いちばん好きな役者さんです。


部屋で本を読み始めて1時間ほど経った頃、看護師から「手術が終わった」と言われました。予定では2時間程と聞いていたので(まあそれも長すぎかなとは思いましたが)、思いの外早く終わりました。ストレッチャーで運ばれて来た母は、ドレーンを始め、血圧計や足のマッサージ機などに繋がれ、顔が真っ白で帰ってきました。

手術時間は1時間5分。全摘出で再建なしのだったので早かったのもしれませんが、手術時間が短いということは、患者本人の肉体的負担も軽いでしょう。ホッとしました。

看護師が30分、1時間おきに母の様子や数値を見に来ます。暫くすると母が目を覚まし、ひと言ふた言会話が出来るようになりました。

以前の手術では麻酔から目覚めた後の気持ち悪さがあまりに酷く、今回も不安に思っていたのですがそういう酷く気持ち悪いということは無かったようです。

しばらくして担当医に呼ばれ、摘出した乳房とリンパ節を見に行きました。この後、病理診断を行うということでしたが、結果的にはリンパ節への転移は認められませんでした。

眠そうな母と無理矢理会話するのも気が引けたので、途中昼食兼夕食をとりに出かけました。

18時前に病院に戻ると、顔に血の気が戻ってきた母が起きていました。少しだけ会話をして、帰りました。あまりその時のことは覚えていませんが、とにかく無事に手術を乗り越えられたことを「頑張ったねー」と話掛けた記憶はあります。


久々にブログを書きましたが、やっぱり「がん」と向き合うのは、とても疲れます。患者の家族ですらこんななのに、患者本人はどれだけ大変でしょう。本当に、がんサバイバーの方はすごいですね。

こういう時は、景色を見たり、笹野さんの笑顔に癒されることにします。